バーチャルオフィス (住所貸し)

バーチャルオフィスの料金相場は?価格帯別のサービス内容も解説

ビジネスを新たに始めるとき、または今行っているビジネスを効率化しようと考えたとき、バーチャルオフィスが心強い選択肢のひとつであることは皆さんご存知でしょうか。

働き方改革の推進やコロナ禍を通してリモートワークの採用が進み、多くの企業や個人事業主がバーチャルオフィスを活用しています。

本記事ではそんなバーチャルオフィスの気になる料金形態や相場について解説していきます。

価格帯別のサービス内容についても紹介しているため、バーチャルオフィスに興味がある方は是非参考にしてくださいね。

バーチャルオフィスの料金相場

バーチャルオフィスの料金はサービス内容やオフィスの立地、設備環境、オフィスに常時駐在するスタッフの有無などの条件によって変動します。

料金相場としては1,000円以下〜30,000円です。

数百円台というのが最安水準です。もちろん最安水準の場合は条件や制限はありますが、コーヒー1杯分の金額でバーチャルオフィスを借りられるというのは驚きでしょう。

一方で1万円を超えるクラスのバーチャルオフィスは「ハイエンド」と言って差し支えないでしょう。サービスもそれだけラグジュアリーなものになります。誰もが知る超有名ビルの住所が利用できたり、専属の秘書がついたり、内容によっては通常の賃貸オフィスよりも豪華かもしれません。
また専用のデスクやコワーキングスペースが使用できる場合が多いため、バーチャルオフィスでありながらもリアルな拠点を構えることができます。

ただし料金の安い高いに関わらず、各種サービスを利用することでオプション料金が発生する場合もあるため、自身が求めるサービス内容でどのくらいの料金がかかるのかを知っておくことが重要です。

バーチャルオフィスの価格帯別のサービス内容

それでは数百円台〜数万円台のバーチャルオフィスで、それぞれ価格帯ごとにどのようなサービスが利用できるかを紹介していきます。

500円~1,000円/月

  • 主に利用可能なサービス:郵便管理(郵便物の受け取り・転送)
  • 「住所のみ利用可能」なケースが多く、到着した郵送物は受け取りに行くか送料を自己負担で転送してもらう場合が多い
  • とにかくリーズナブルに住所をレンタルしたい方、最低限郵送物の受け取りだけできればよいかたにオススメ

最安水準である月額1,000円以下のバーチャルオフィスでは、バーチャルオフィスとしての最低限の機能である住所利用と郵便物の受け取り・転送のみが可能である場合が多いです。

郵便物の転送サービス付きの場合でも送料が実費請求されることが多く、安価に契約したはずが結局高くついてしまう、ということもあるので注意が必要です。逆に郵送物がほとんどこないかた、とにかくリーズナブルに住所のみをレンタルしたい! というかたにオススメなのがこの価格帯です。

1,500円~3,500円/月

  • 主に利用可能なサービス:郵便管理(郵便物の受け取り・転送)、会議室の利用
  • 住所だけでなく会議室もレンタルできるところが多い
  • オプションサービスなどで「即時転送」などを依頼できるところもある
  • 打ち合わせなどで会議室を利用したいかたはこの価格帯に注目

最安水準より少し料金が上がりますが、月額の利用料金が1,000円を超えてくるバーチャルオフィスになるとサービスの幅が広がります。

この価格帯から住所だけでなく貸し会議室が併設されていて利用できる事業者が増えてきます。バーチャルオフィスを利用しているといっても商談やミーティングの際にはリアルな会議室が必要なことも多いので、貸し会議室が付帯するサービスは嬉しいものです。

また郵便転送のオプションも充実してきます。すぐに欲しい書類を即時転送依頼が出来るようになるなど、自由度が高くなってくるのがこの価格帯です。

実際のオフィスとは違いバーチャルオフィスでは郵便物を受け取るまでに時間がかかることが多いため、すぐに郵便物を受け取りたいなど郵便関連のオプションを充実させたいかた、また打ち合わせが多く決まったところで会議室を利用したい、というかたはこの価格帯に注目するとよいでしょう。

4,000円~6,000円/月

  • 主に利用可能なサービス:郵便管理(郵便物の受け取り・転送)、会議室の利用
  • 都内に複数の拠点を運営しているケースが多い
  • 利用する住所や会議室の選択肢が多い
  • バーチャルオフィスに届いた郵送物を無料で転送してくれる、到着した郵送物をWEB上で管理できるなど、郵送物の管理が充実している傾向がある

最安値と最高値のちょうど中間あたりに位置する5,000円前後の価格帯になると、さらにサービスの幅が広がってきます。また、住所の柔軟な選択が出来るようになります。

この価格帯のバーチャルオフィスは都内や各地方都市など、全国各地に複数の拠点を展開しているケースが多く、利用できる住所や会議室の選択肢もそれだけ多くなります。

契約しているオフィスだけでなく各地のオフィスで貸し会議室を利用できることもあり、出張先での商談で会議室を利用したり出先で作業したりと、色々なところでビジネスに活用できます。バーチャルオフィスの基本的なサービスである郵便の転送についても安価なバーチャルオフィスが転送費用実費請求なのに対して「◯◯gまで無料」と転送費用をバーチャルオフィス側が負担してくれることが多くなってきます。価格帯が上がった分も転送費用で相殺でき、郵便物の量が多い場合はお得にご利用いただける可能性があります。

10,000円/月 以上

  • 主に利用可能なサービス:郵便管理(郵便物の受け取り・転送、無料転送が含まれる場合が多い)、電話転送サービス、会議室やコワーキングスペースの利用、常駐スタッフによる受付対応
  • 一等地のビルに拠点を展開している運営会社が多い
  • 会議室やコワーキングスペースの設備環境も優れており、スタッフが常駐している場合もある
  • 付帯サービスを多く利用したい方におすすめ

月額10,000円以上の「ハイエンド」なバーチャルオフィスは実際のオフィスに負けないくらいの充実したサービスが魅力です。安価なバーチャルオフィスではオプションとして利用できる電話転送サービスが標準でついていたり、コワーキングスペースや専用デスク、ラウンジの利用が可能であったり、常駐のスタッフによる受付対応がついていたりとバーチャルオフィスでありながらリアルのオフィスとしての機能も兼ね備えています。

このクラスのバーチャルオフィスになると、誰もが知る有名ビルに拠点を展開している場合が多く、信頼度の高い一等地オブ一等地の住所を利用可能です。

料金に見合った高品質なサービスと充実した付帯サービスを利用したい、という方にオススメです。

バーチャルオフィスの料金をお得にするポイント

バーチャルオフィスの相場感が分かったところで、ここからはバーチャルオフィスを少しでもお得に、安く使う方法をポイントに分けてご紹介します。

キャンペーンや特典を活用する

バーチャルオフィス事業者によっては期間限定のキャンペーンで手数料が無料になったり、利用料金が割引になるキャンペーンを実施している場合があります。

たとえばGMOオフィスサポートでは初年度3ヶ月分無料プログラムを開催しており、実に25%オフで利用できます。このようなキャンペーン等が行われているタイミングを見逃さずに契約することによって、バーチャルオフィスをお得に利用できる可能性がグッと高まります。

また事業者によっては利用者間の紹介制度を利用することでキャッシュバックや割引を受けられることもあります。友人や起業コミュニティの仲間への紹介でお互いに得するパターンもあるので積極的に活用していきたいところです。

こうしたキャンペーンや特典についてはウェブサイトや広告に情報が掲載されていることが多いため、バーチャルオフィスの契約を検討する際はたくさんの情報を集めチェックしましょう。

支払い方法で割引があるか確認する

多くのバーチャルオフィスの利用料金は月払いのことが多いです。
バーチャルオフィスに限った話ではありませんが、まとめ払いで安くなるのは世の常と言っても過言ではありません。
実際、バーチャルオフィス事業者では一括払いで大きく割引される場合が多いです。
長期間に渡ってバーチャルオフィスを利用する予定がある場合は一括払いによるコスト削減を検討されてはいかがでしょうか。

また決済の方法によっても割引になる場合があります。「クレジットカードの決済の場合入会金無料」などもあるので、支払い方法による割引がないかも確認しておきましょう。

バーチャルオフィスを料金で選ぶ際の注意点

せっかく賃貸オフィスではなくバーチャルオフィスを利用するからには、できるだけコストを抑えたいと考えるのは当然のことでしょう。

しかし「安いから」という理由だけで選ぶと大きなリスクがあるため注意が必要です。
契約した後で損をしないためにも注意点を確認しておきましょう。

運営会社の倒産リスクを考慮する

まず運営会社の倒産リスクを考慮する必要があります。
特に月額費用が極端に安価な設定のバーチャルオフィスは薄利多売のビジネスモデルで利益率が低くなってしまうため、資本力のない事業者の場合は長期的な事業の継続が難しい可能性があります。

経営の状況によって事業の縮小、酷いときには事業撤退、最悪のパターンでは倒産の可能性も十分に考えられます。そうなってしまうとWEBサイトや名刺等利用している住所に関する修正を迫られてしまいます。さらに法人登記をしている場合は登記の変更やそれに付随する手続きで多額の出費を迫られる可能性があります。
そのため運営基盤について十分にチェックをしておく必要があります。

オフィスビルの立地や外観も確認する

次に考慮すべきはオフィスビルの立地や外観です。
月額費用が極端に安価なバーチャルオフィスの場合、最寄り駅から遠い、繁華街の中心にあるなど立地が良くないケースがあるほか、築年数がかなり経過した老朽化したオフィスに入居していることもあります。

バーチャルオフィスといっても住所が分かれば地図情報などで建物の外観も確認できてしまうため、利用している住所の建物が古くて清潔感のないものだと、取引先からの印象が悪く、信頼が損なわれてしまう可能性があります。
そのため契約の前にオフィスの外観も確認しておく必要があります。

サービス内容を確認する

月額費用が極端に安価なバーチャルオフィスだと基本プランでのサービスが充実していないことがあります。その場合事業に必要だからとオプションを追加し、結果として高額になってしまうこともあるため注意が必要です。

反対に、付帯サービスがたくさんついた高額なプランを契約したがよく考えると不要なサービスばかりだった……という場合もあります。

サービスの価格に関わらず、自分が求めているサービスが過不足なく揃っているかどうかを必ず確認しましょう。

格安料金で安心して利用できるバーチャルオフィスを選ぶなら「GMOオフィスサポート」

格安料金でも安心して利用できるバーチャルオフィスなら、弊社「GMOオフィスサポート」をぜひご検討ください。
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GMOオフィスサポート
GMOオフィスサポートの料金プラン

まとめ

バーチャルオフィスは価格帯によってサービス内容が大きく異なります。
安価だから悪い、高価だから良いというわけではないため、料金だけでバーチャルオフィス事業者、プランを選ぶと後悔する可能性があります。

自分が必要としているサービスは何かを見極めた上で料金とサービス内容・条件を比較して最適な事業者で契約することをおすすめします。

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事業者の住所をお貸しするサービスです。具体的には、事業者の住所として掲載可能な住所の提供・登記可能な住所の提供・郵便物等の受取・当該住所を用いた銀行口座開設申込等を可能にするサービスです。事務所の賃貸・レンタルオフィスとともに「バーチャルオフィス」という選択肢もぜひご検討ください。

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