バーチャルオフィスとは

バーチャルオフィスは屋号をつけて利用できる?登録時の注意点も解説!

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バーチャルオフィスを利用する際に屋号が必要か気になっている方、あるいは屋号をつけて利用できるか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
またそもそもどうやって屋号をつければいいのか、どこに登録をすればいいのかわからないといった悩みもあるかもしれません。
本記事では屋号の意味や登録方法をまとめたうえで、屋号をつけてバーチャルオフィスを利用できるかについて解説していきます。
バーチャルオフィスと屋号に関心をお持ちの方はぜひご覧ください。

※本記事は2026年9月9日現在の法令等に基づいています。手続きの詳細は所轄の税務署・法務局にご確認ください。

屋号とは?

屋号とは個人事業主が事業を行う際に使用する名称のことです。
法人の会社名に相当し店舗や事務所の名前として一般的に利用されるほか、例えば作家の場合はブランド名として自分の名前を屋号にすることが一般的です。

もちろん屋号の登録は法的な義務ではありませんので、屋号を持たない個人事業主も実際に存在します。
しかしながら適切な屋号を選ぶことは個人事業主にとって重要です。
適切な屋号はビジネスのイメージを強化し、顧客に対して印象付ける重要な要素となることを覚えておきましょう。

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個人事業主の屋号の登録方法

個人事業主の屋号は開業時または開業後に登録が可能です。
屋号は原則として自由に決めることができますが、名称の選び方には法律上の制限があります。
詳しくは後述の「個人事業主の屋号選定・届出時の注意点」をご確認ください。

しかし、誤解を防ぐためにできるだけ重複しているものや類似の屋号は避けることをおすすめします。

屋号は慎重に選ぶ必要があり、ご自身の事業やブランドのイメージに合った名前を選ぶことが大切です。
また屋号は顧客にとっての第一印象を左右する重要な要素でもありますのでよく考えて決めましょう。

個人事業主の屋号は、税務署に提出する「個人事業の開業・廃業等届出書」(開業届)の「屋号」欄に記載することで届け出ます。
市区町村役場や商工会議所での手続や、商業登記簿謄本の提出は必要ありません。

個人事業主の屋号の選定と登録はビジネスの成長に向けた重要な一歩です。
ご自身のビジネスの特徴や目指す方向性を反映させた屋号を選び、しっかりと登録手続きを行いましょう。

ここからは実際に開業時に屋号を登録する方法と、開業後に屋号を登録・変更する方法について説明していきます。

開業時に屋号を登録する

個人事業主として開業する際は、開業届を提出する必要があります。
事業の開始等の事実があった日から1か月以内に、納税地を所轄する税務署に提出します。

開業届には屋号の記入欄があり、ここに希望する屋号を記入して税務署に提出することで屋号の登録が完了します。
屋号は自由に決めることができますが、誤解を防ぐために重複や類似の名前は避けることが重要です。

なお屋号を法的に登録するには2つの方法があります。
法務局への登録は「商号登記」、特許庁への登録は「商標登録」と呼ばれます。
商号登記は法人や個人事業主が事業を行う際の名称を登録するものであり、商標登録は商品やサービスに関連する商標を保護するための登録です。

開業後に屋号を登録・変更する

開業後に屋号を登録または変更する場合は特別に正式な手続きは必要ありませんが、基本的には以下の2つの方法があります。

開業届を再提出する方法

既に開業届を提出している場合で新たな屋号に変更する際は、再度開業届を提出します。
開業届には屋号の記入欄があるので、新しい屋号を記入し変更した旨を申告します。

確定申告書類に屋号を記載する方法

確定申告の際に屋号を変更したことを申告することもできます。
確定申告書類に屋号の記入欄がある場合には、新しい屋号を記入のうえ変更したことを追記します。

開業後に屋号を登録・変更する方法について、どちらの方法を選ぶかは個人事業主の判断に委ねられます。
ただし屋号の変更を行う際は確実に変更が記録に残るようにしましょう。
そうすることで正確な事業名を反映し適切な屋号でビジネスを展開することができます。

個人事業主の屋号選定・登録時の注意点

ここまで屋号の登録方法について説明してきましたが、登録する屋号を決める際にはいくつかの注意点があります。
禁止されている名称や避けるべき名称を確認する必要等もありますので、屋号を決める前に注意点について確認しておきましょう。

「会社」や「法人」といった誤認を招く表現の禁止

屋号に「会社」や「法人」といった表現を含めることは、実際に法人ではないのに会社のように誤解を招く可能性があるため禁止されています。

他人の商号や商標の使用を避ける

屋号そのものに重複や類似を禁止する規定はありませんが、名称の重複は次の2つを分けて考える必要があります。

  • ・法律上の制限があるもの:他人(他社を含みます)が登録している商標と同一・類似の名称を、同一・類似の商品やサービスに使用すると、商標権侵害となる可能性があります。また、広く知られた他人の商号や商品表示と混同を生じさせる使用は、不正競争防止法上の問題となることがあります。
  • ・法的な制限はないが実務上望ましくないもの:他の事業者と同一・類似の屋号は、顧客に混同を生じさせるおそれがあります。

商号登記と商標登録

将来的な事業拡大を考えている場合は、他の人に屋号を取られる前に屋号を法的に保護しておくとよいでしょう。

方法としては次の2つがあります。

  1. 商号登記は法務局への登録で、事業を行う際の名称を保護するものです。
  2. 商標登録は特許庁への登録で、商品やサービスに使用する商標を保護するものです。

商標権侵害となる可能性があるため、屋号を決める前に、特許庁の商標検索(J-PlatPat)で既に登録された商標がないかを確認することをおすすめします。

バーチャルオフィスは屋号をつけて利用できる?

バーチャルオフィスでは、屋号なし・屋号ありのいずれでも利用できる場合が多いです。
屋号ありで利用する場合、屋号宛の郵便物も受け取れるようになります。
屋号の追加が無料の事業者もあれば、1つ目から有料の事業者、複数の屋号を登録する場合のみ有料となる事業者もあり、料金は事業者により異なります。

また、事業者によっては、受付の看板などに屋号を表示できる場合もあります。
取扱いは事業者ごとに異なりますので、各社のサービス詳細や利用規約をご確認ください。

バーチャルオフィスの屋号に関する注意点

続いて実際に屋号を登録してバーチャルオフィスを利用したい場合に知っておくべき注意点について解説していきます。

屋号の登録や変更時には同一住所で重複していないか確認する

屋号の登録や変更時には、同一住所での屋号の重複に注意が必要です。

バーチャルオフィスでは同じ住所を複数の事業主が利用することになります。
一般的には同一住所での屋号の重複は原則的に禁止されているわけではありませんが、バーチャルオフィスの利用規約によっては重複した屋号の登録を制限している場合が多いです。

そのため利用するバーチャルオフィスで屋号の重複がないか事前に確認する必要があります。
重複した屋号を登録してしまうと、他の事業主との混同や混乱を招く可能性がありますので注意が必要です。

バーチャルオフィスで追加料金が発生するか確認する

バーチャルオフィスを利用する際に屋号を追加する場合、または屋号をつけて利用する場合には、一部のバーチャルオフィスでは追加料金が発生することがあります。

屋号をつけることでご自身のビジネスのイメージを顧客にアピールすることができたり、屋号宛の郵便物を受け取ることができるようになりますが、その際には追加の費用を考慮する必要があります。

バーチャルオフィスの利用料金には基本的なサービスだけでなくオプションとして屋号の追加が含まれている場合もありますが、それ以外の場合は別途料金が発生することがあります。

屋号を重要な要素として考える場合は、利用するバーチャルオフィスに追加料金があるかどうか事前に確認しておくことが大切です。
料金体系を理解しておくことで予算を適切に見積もり、事業を行う上でのトラブルを避けることができます。

まとめ

・バーチャルオフィスは屋号をつけて利用することができる
・新規または変更で新たに屋号を登録する際には、重複していないか、バーチャルオフィスでの追加料金が発生しないかなどを確認する
・格安で利用できるバーチャルオフィスの「GMOオフィスサポート」は、屋号を1つ目までは無料で登録して利用可能
・バーチャルオフィスの利用をお悩みの方は、ぜひ「GMOオフィスサポート」をご検討ください

屋号を登録してバーチャルオフィスを利用するなら「GMOオフィスサポート」

GMOオフィスサポートでは、屋号を宛名として追加登録することが可能です。
個人・法人それぞれ1つまでは無料でご利用いただけます。
2つ目以降は有料ですが(1,650円/月)、複数の屋号を登録してビジネスを拡大することができます。
※なりすまし取引等防止のため、当社で審査を行います。

屋号を登録してバーチャルオフィスを利用する際には、「GMOオフィスサポート」のサービスをぜひ検討してみてください。

GMOオフィスサポートの詳細はこちらから

※本記事は2026年9月9日現在の法令等に基づいています。手続の詳細は所轄の税務署・法務局にご確認ください。

松永知也

松永知也

GMOオフィスサポート代表取締役社長、事業責任者。4年間で22ヶ所まで新規オフィスを拡大。東証プライム上場企業グループが運営する安心感やGMOあおぞらネット銀行との連携など、豊富な起業支援サービスもありユーザー数5万人超(2026年8月時点)のバーチャルオフィス事業者に成長させた。